2011-03-28から1日間の記事一覧

被災通信網、無線で肩代わり ドコモは「1カ月で復旧」

東日本大震災で壊滅状態となった東北地方などの通信基盤をめぐり、通信各社の復旧作業が急ピッチで進んでいる。NTTドコモは「居住地域は4月中に全面復旧」を目標に掲げ、取り組みを本格化している。地震で切断された光ファイバーに代わる「無線伝送路」…

【佑ちゃん、マリリンら募金活動】日本ハムとカーリング北見

プロ野球日本ハムとカーリング女子のロコ・ソラーレ北見は28日、北海道旭川市で東日本大震災の被災者のために募金活動を行い、約1時間で4066人から寄付金を集めた。斎藤佑樹選手(早大)は「テレビに出る選手がやることは大切。いろんなところでやっ…

「私たちも逃げない」 米軍家族ら、孤児院支援を継続

東日本大震災の被災地などで米軍による救援活動「トモダチ作戦」が続く中、米軍艦船や航空機を使ったハード面の支援とは別に、米軍人の家族らが震災孤児の救済などに汗を流す草の根支援も広がっている。大地震と余震、原発事故の被害から逃れるため、米軍人…

女性も十数人…両親不明も「被災者である前に原発職員」

第1原発の南10キロ余りの場所にある第2原発の所長を昨年6月まで務めていた東京電力の石崎芳行執行役員に23日までに、第2原発の女性職員から悲痛なメールが届いた。「地震発生以来、毎日不眠不休でみんなと戦っておりますが、個人的には、実家が海沿…

東日本大震災 命の電柱…13時間半しがみつき生存

東日本大震災の大津波にのまれ、仙台市宮城野区の古タイヤ再生会社の契約社員、加藤豪(ごう)さん(37)は13時間半、電柱にしがみついて、生きながらえた。今、「テレビを見たくない」と言う。地獄のような光景がよみがえってくる。余震に跳び起き、フ…

東電、連日の数字訂正 信頼性に疑問符

福島第1原発の事故では、発表されるデータの信頼性に疑問符がついたり、訂正されたりするケースが27日にかけ相次いだ。東京電力は27日昼、2号機のタービン建屋の地下1階にたまった水から検出された放射性物質の濃度は「通常の原子炉の水の約1000…